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グローバル化
ちょっと古い記事ですが、日経新聞の「世界を語る」というシリーズで1月13日に元仏大統領特別顧問ジャック・アタリ氏のインタビューが掲載されていました。

-----------------引用開始--------------
「(グローバル化において)米国の影響力が大きいのは否定しない。理由は単純だ。グローバル化でもっとも重要なふたつの要素、市場経済民主主義の発信源を自任するのが米国だからだ」

「だが米国主導のグローバル化で世界中の文化が均質になるという批判は当たらない。インターネットなど技術的な進歩もあり、文化の多様性は以前より保ちやすい。例えばネット上の使用言語が英語一辺倒かと言えばその逆。音楽をみても米国発の音楽が世界を埋め尽くしているわけではなく、極めて限定された地域の音楽がネットを通じ世界中に流れている」
 
 <中略>

グローバル化の変化には十分な注意を払う必要がある。市場経済民主主義はそれぞれ普遍的な価値観、社会の仕組みだが、放っておくと市場経済民主主義を“駆逐”して、民主主義が廃れる恐れがある。市場経済が地域や分野を問わず拡散する特徴を持つのに対し、民主主義は特定の国家権力の及ぶ領土に限られたものだからだ」

 <中略>

「もっとも、公正さの低下は市場経済のせいではない。民主主義が弱すぎるのだ。これをはき違えると、富の偏在の主犯は市場主義となり、社会が分裂し、反動が出かねない。十八世紀以降、社会が行き詰まると民主主義が全体主義に、市場経済が保護主義に乗っ取られ、大きな戦火を引き起こした。いまも、市場経済は行き過ぎだと主張し、保護主義を揚げる勢力が出てきている。これは繰り返されてきた誤りだ」

グローバル化の強みを引き出すにはどうすればいいのですか。

民主主義を懸命に支え、もり立て、市場経済と競合できる対等な関係を保つことだ。ふたつを不可分に結びつければ、グローバル化は世界にとって脅威ではなく福音となる。
-----------------引用終了--------------

「市場経済」が浸透し始めた日本でも「格差社会」の議論があちこちで続いていますが、アタリ氏が言うように私たちの「民主主義」を「市場経済」と対等な関係にできるかどうかが、これからの日本にとって非常に重要なポイントだと思います。

例えば、「市場経済」が日本よりも浸透しているアメリカでは格差も日本以上に大きくなっています。
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【2007/01/24 16:06】 | 国際社会/国際情勢 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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