日経新聞に以下のようなタイトルの記事がありました。
大学国際化競う米欧中 日本の閉鎖性際立つ 英語力向上が急務 各国の高等教育事情に詳しい、アメリカのボストン・カレッジ教授であるアルトバック教授にいろいろとインタビューしていました。 その中で気になったのが「ボローニャ・プロセス(PDFファイル)」についてです。 「ボローニャ・プロセス(PDFファイル)」とは経済面・社会面での統合を進めるEUの中で、高等教育についても統合を進めるというものですが、具体的には以下のようなものが考えられています。 ・ヨーロッパ全体で基本となる教育システムを作る ・学術的国境を取り除く ・欧州内のどこでも通用する、単位の相互認定・共通単位制度をつくる 例えば、 1年生はイギリス、2年生の1学期はドイツ、2学期はフランス・・・ というようなことが可能になるわけです。 大学間の単位相互認定が、一部の大学間でやっと認めら始めた日本とは雲泥の差がある感じがします。 こうした流れの中で、記事にもあるように、いずれフランスやドイツなどでも英語での学位が取得できるようになるのでしょう。 英語を身につけた上で、いろいろな国の文化や習慣を理解している人材を排出しようとしているEUに日本はどのように対抗していくのでしょうか? スポンサーサイト
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